木の実幼稚園では、クラスみんなで取り組む活動や遊びと、してみたい遊びを自分で選んで取り組む二つの形があります。

子ども達の写真

クラスみんなで取り組む活動には、
歌や合奏、リズム遊び、描画や粘土遊び、体育遊びやゲーム、文字遊びなどがあり、クラスみんなで同じ活動を経験することでいろいろな力や技能が育っていきます。

もう一方の、してみたい遊びを自分で選んで取り組む活動は、「コーナー活動」「自由活動」と呼ばれ、子どもの主体性を育てる欧米先進国で保育の柱になっている活動です。
コーナーには、造形遊び、絵本、様々な木製積み木やブロック、線路遊び、紐通し遊び、色板遊び、鏡や光での遊び、ごっこあそび、自然物や自然観察コーナーなどが毎日用意されています。

子どもの写真

木の実幼稚園では、この両方の活動を組み合わせた独自の保育を進めています。

両方の活動を組み合わせることで、
技能も主体性も、友達と遊びを進める社会性もしっかり育つ保育なのです。

この保育の中で、人として基本になる「感性や表現力」「学ぶ力」をしっかりと育てようと考えています。
そして、このような活動をバラバラに与えるのでは無く、いつも子どもたちの興味や関心を中心にして、子どもたちと話し合いながら、いっしょに試したり、工夫したりして遊びや活動を広げていく「プロジェクト学習」という独自の「学び」の保育を進めています。

目指しているのは、今世界で最も注目を浴びているアートを中心にしたイタリアのレッジオ・エミリアの先進的な保育です。

また木の実幼稚園は、オーストラリア・シドニーに分園を持っています。

オーストラリアは今世界で最も進んだ保育を行っている国ですが、オーストラリアでの教員の研修、教材の交流を行い、積極的に保育の向上を行っています。

オーストラリア姉妹園(シドニー)

オーストラリア姉妹園の様子

木の実幼稚園の豊かな自然環境と様々なものが用意された保育室の中で、子どもたちは様々な物を「感じ」目を輝かせ、「心」を動かして、自分の思いを造形遊びや音楽、身体表現、言葉で楽しく「表現」します。

子ども達の写真

そして、色々なことを友達と工夫し合ったり、いっしょに考えたりして「あっ、そうか」と気づいたり、学んだりする。
そんな楽しく、ワクワクするプロセスを何より大切にしているのです。

そこに子どもたちの人生にとってかけがえのない大切な、大切な経験が養われていきます。

PAGETOP